確認可能な衛星画像と、いくつかの情報が追加され、
前回に続き、今回もロシア軍のウクライナ侵攻について。
今回の場所はこちら。
キエフ、Stoyanka周辺。
2022/02/21
2022/02/26
まず右側のU字が見える隣の橋。
イルピニ川はキエフを通る、結構長い川なのだが、前回に続きこの橋もイルピニ川をまたぐ橋である。
よくみると陥没により一部欠けているのが見てとれる。これが2/26の画像である。
尚、橋に関しては他にも壊されていて、ロシア軍によるものか、キエフへの侵攻を止めるためにウクライナ側が破壊したのかどうなのかまでは不明である。
2022/03/11
続いて、3/11。今度は下の大きな建物部分(前回は白く大きな四角くで映っていた建物)がぽっかり消え、黒ずんでいるのがわかる。
Googleマップで見るとここは、自動車整備工場となっている。
情報を確認するために参照したページはこちら
「3月10日木曜日のロシアの侵略中に、キエフ西部地域のウクライナのストヤンカで破壊され燃えた倉庫」との事。
テレビやネットでは、砲撃を受けた窓ガラスが割れた建物などの映像をみることができるが、衛生画像というのは上からの映像で、しかも一般的に入手しやすい画像だと、だいぶ画質が悪い。
そのため建物がかなり損壊を受けていても、全焼だったり、広範囲に破壊されていないと、確認できる規模ではなかったりする。
今回の画像では、それが見えるレベルまで、ロシアの攻撃や破壊活動が、拡大しているといえるのではないだろうか。
現状ロシア軍の侵攻を止めるのに一番必要なのは、プーチンを止める事だと思うが、誰も止める事ができない。
このまま進めば、世界大戦に発展するであろうことは、多くの人が認識しているはずである。
インターネットも、AIもある時代なのに、軍事的に領土問題を解決しようというのは実に馬鹿げた話である。
今回は募金先の例として、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式窓口ということで、UNHCR協会を紹介しておきます。(少額ながら募金しました)
https://www.japanforunhcr.org/
追加
東大院教授がデジタル地図の作成などを進めているという記事があったので、こちらも紹介。