Computer Vision

Python, Computer Vision, AI, Transhumanism 関連

3次元センサー ILT001

スイッチサイエンスで、Magik-Eyeという3次元センサーが比較的手頃な価格で売ってたので試してみた。

 

www.switch-science.com

 

Raspberry Pi につなげてPi OSかubuntuで、そのままデータが読み取れるかと思っていたのだが、どうやら、指定のイメージを新しいSDカードにインストールして上記センサーに接続。そこからさらにWiFiかLANで別のパソコンからセンサーにアクセスできるという方式のようだ。

 

ブラウザで開くまでは、まあ比較的簡単にできたのだが、別のプログラムからデータを読み取って処理をしたかったのだが、そこは難しくて挫折した。

 

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たしかに、ブラウザベースで、点群表示を手軽に楽しむことはできたが、そこから取得したデータを利用できないことには、あまり実用性はないので、悲しい結果となった。

 

画像は、手を映した画像。点群データのどんなところに関心をもっているかというと、通常の写真より、個人は特定しにくいが、ある程の物体を識別できると考えている。

 

例えば、上記のように、手が写っていると言うのはわかるが、「これが誰の手かというのは、ぱっと見わかりにくい。」

 

例えば、トイレに着座センサーがついていても、盗撮とは言われないが、そこにカメラを使ってしまうと急に乗り越えないといけないハードルがあがるかと思う。

 

もちろん、低解像度のカメラを使えば、似たようなことはできるだろうが、低解像度かどうか外観でわかるような仕様にしないと、なんとなく気持ち悪いといわれてしまうだろう。

 

その他、カメラと比較としてのメリットとしては、3次元情報がつかめるのと、暗さに強いのが多少メリットかと思う。

 

iPhoneにも、LiDAR技術が利用されるようになって来ている。ステレオカメラなどで立体的に空間や物体を捉える事が可能だが、LiDAR技術でカバーした方が良さそうな領域もあるのではないだろうか。