残念なことに、空から見える災害というのは、なかなか減らないものである。
今回は、モーリシャス沖で発生した、貨物船座礁事故を衛星画像でみてみる事に。
いつものようにEO-Browser
下記 8/16 の画像をみると、貨物船が黒く映っている。
続いて、日付を少し戻して、重油流出の画像と見られるのは、8/6の画像。
船はあまり見えないが、その周辺と、黒い線が島に向かって筋になっているのが見て取れる。
画像だけだと、信憑性が疑われるかと思うので、エビデンス的な情報も確認してみる。
船体が分裂、油のさらなる流出に懸念 モーリシャス座礁
https://www.asahi.com/articles/ASN8J3CSHN8HUHBI02V.html
こちらの記事によると、「8月6日にタンクから重油約千トンが流出。」
という事で、日付もあっているので、おそらくこれであろうかと思う。
事故の原因だったり、責任の所在は?補償は?という話もあるかもしれないが、美しい島で、海洋汚染が発生してしまったのは事実で、関心をもたれた方は、募金を検討してはいかがだろうか。
モーリシャスでの日本貨物船座礁・石油流出事故ポータルサイト – アフリカ日本協議会 -Africa Japan Forum-
個人的には、油吸着材の会社が行っていた募金に寄付したが、
日本政府や日本の民間団体も、もう少し、補償とか、積極的な募金活動など、もうちょっと動きがあってもよかったのではないかと思っている。