Runway ML
Runway MLは、インストールしてアカウント登録するだけで、色々な機械学習系の画像変換が試せる、アプリケーション。
現在機械学習の世界は、多数の無料プログラムが公開されている。しかし、環境構築して、インストールして使うとなると、なかなか厄介な作業である。
そんな中、こんな風に手軽に試せるのは非常にありがたい。
ということで、実際にためしてみたので、いくつかを紹介。
YOLACT
セグメント、タグ付けをやってくれるプログラムのようだ。
ペンギンがちゃんと鳥として検出されている。ただし、右側はヒトと検出されている。
AttnGAN
テキストから画像を生成する。
上記は"Three Sleep Sheep"の結果。
なんだかわからないが、なんとなく雰囲気はある。いずれは文章だけで、リアルな絵がかけるようになるかもしれない。
Cycle GAN : Horse2Zebra
馬をシマウマに変換する、cycleGAN。
人間も一緒にシマシマしている。比較的なんでもシマシマにしてくれるので、先ほどのペンギンも試してみると、シマシマになった。
DenseDepth
これは、遠近をグレースケールで表現するプログラムのようだ。
物体検出において、遠近情報を条件で使用したり、背景画像を消すとか、そいう点で深度の検出というのは意味があったりする。
他にも色々なモデルを試せるので、プログラミング経験や、機械学習系の環境構築の知識がない人でも、Runway MLを使って、様々な画像変換や、生成を試し、活用してみてはどうだろうか。
今回使用した画像について
acworksさんによる写真ACからの写真 : 室内 / 乗馬