Computer Vision

Python, Computer Vision, AI, Transhumanism 関連

Runway MLを使ってみる

Runway ML

https://runwayml.com/

Runway MLは、インストールしてアカウント登録するだけで、色々な機械学習系の画像変換が試せる、アプリケーション。


現在機械学習の世界は、多数の無料プログラムが公開されている。しかし、環境構築して、インストールして使うとなると、なかなか厄介な作業である。
そんな中、こんな風に手軽に試せるのは非常にありがたい。

 

ということで、実際にためしてみたので、いくつかを紹介。

YOLACT

セグメント、タグ付けをやってくれるプログラムのようだ。

ペンギンがちゃんと鳥として検出されている。ただし、右側はヒトと検出されている。

AttnGAN

テキストから画像を生成する。

上記は"Three Sleep Sheep"の結果。

なんだかわからないが、なんとなく雰囲気はある。いずれは文章だけで、リアルな絵がかけるようになるかもしれない。

Cycle GAN : Horse2Zebra

馬をシマウマに変換する、cycleGAN。
人間も一緒にシマシマしている。比較的なんでもシマシマにしてくれるので、先ほどのペンギンも試してみると、シマシマになった。

 

DenseDepth

これは、遠近をグレースケールで表現するプログラムのようだ。

物体検出において、遠近情報を条件で使用したり、背景画像を消すとか、そいう点で深度の検出というのは意味があったりする。

 

他にも色々なモデルを試せるので、プログラミング経験や、機械学習系の環境構築の知識がない人でも、Runway MLを使って、様々な画像変換や、生成を試し、活用してみてはどうだろうか。

 

 

今回使用した画像について

acworksさんによる写真ACからの写真 : 室内 / 乗馬

久遠さんによる写真ACからの写真: ペンギン